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プロ野球ストーブリーグ情報2011④ 横浜DeNA高田GMの誤算

勢い良くスタートした横浜DeNAも急ブレーキ。
監督決定かと思われた工藤氏と交渉が決裂です。

高田GMには大きな期待が掛かるところですが、少し立ち止まって欲しい。
北海道日本ハムで成功を収めたGM制は、分業体制を考えれば、そしてメジャーをお手本とするならば理想なのかもしれません。監督は選手把握とゲームに集中出来るのですから。

ただ、正しいことが好まれるかは別問題です。
日本の野球ファンにはチームカラーは監督の色と考える人も多く、実際今回の工藤氏のように監督自身もチーム編成に自分の色を出したいと思う人が多いのではないでしょうか。
編成の責任をGMが取るというのならゲームの采配以外の責任は監督任命含めGMが責められるべきですが、実際は監督に非難が集中する傾向にあります。それならばいっそドラフトからトレードやコーチ人事まで影響力を持って、その代りに大きな責任を負担したいと考える監督候補者が多いのも自然の流れではないでしょうか。

メジャーに比べ監督が正面に立つ場面が多い日本野球では、その役割もメジャーのそれより大きくなって当然なのかもしれません。

ただ問題が大きくなる前に決断したことは高田GMの決断力の良さであり、次の候補者との交渉も意外と早く進展するのではないかと期待しています。

マイナスとすれば、FA宣言中の福岡SB杉内投手の去就に影響を与えそうなことです。
当初、その年棒などから巨人移籍が決定的に報じられていましたが、尊敬する工藤氏の監督就任に関連して横浜DeNAも候補に浮上していました。しかし今回の破談により巨人移籍もしくは福岡残留の線が濃くなった印象です。新生横浜DeNAの看板としての活躍に期待していたものとしては残念でなりません。

話は逸れますが、個人的には巨人移籍となっても少々微妙な感覚です。
本来、かなりの戦力補強となるはずですが、なぜか期待感がありません。
それは駒田氏の週刊BB誌上のコメントが心に残っているからだと思います。
「巨人に入団する選手は巨人入団を希望する選手であって欲しい。他球団も考えている人では長続きしない。」といったものでした。確かに近年の巨人愛路線で獲得した選手はしっかりと成績を残しています。大村選手や高橋信選手のような形で加入した選手は、なかなか選手層の厚さなどになじまなかったりするのでしょう。

何はともあれ、しばらくは巨人の補強と新生横浜DeNAに期待したいと思います。

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