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巨人 渡辺会長の反論

本日、渡辺会長から反論が長文で発表されました。
ここは公平に取り上げてみたいと思います。

まず結論から言うと、「ちゃんと世論を気にしたな」です。

『私が大王製紙やオリンパスの経営者と並ぶコンプライアンス違反をしているという表現がありますが、両社のケースは巨額の金銭の私物化や経理の不正操作に関する刑事犯罪的事案であって、巨人軍の人事問題とは次元の異なるものです。これを同列に扱うのは、読売新聞社、巨人軍、私個人に対する著しい名誉毀損であって、清武君に謝罪を求めます。』

確かに一理あります。しかし論点が違うのです。法的な問題ではなく頭ごなしに鶴の一声を発するその人格が同じと言っているのです。渡辺氏も巨人ファンの一人であるのなら理解して欲しい。巨人ファンがあなたに求めていることを。それは静かにしているか、会長職から退くことのどちらかのみです。

『今回の人事は八十五才になる私が巨人軍の経営から、将来的に身を引き・・・』

いったいいつまで関わる気なのでしょうか?ファンは全く望んでいません。

『また、清武君からクライマックスシリーズ(CS)開始前の十月二十日にコーチ人事を示されたのは事実ですが、CSで惨敗した以上、多少の変更が必要になったのは当然のことです。

では、あのコメントは偽証だったという事ですよね? どうぞ、責任をお取り下さい。

『清武君については、読売社内や巨人関係者から厳しい批判が私に届けられていました・・・』

これは事実であったともいます。清武GMは会見での涙にあるように、本来情に脆い人だと思います。仲の良い人物を厚遇したり、非情に徹しきれない部分は垣間見れました。選手育成など制度面では手腕を振るったものの、本来のGMとしての仕事は不十分であったのでしょう。また仲の悪い人からの誹謗中傷も多かったと思います。

清武GMが育成に比べて補強面に弱いのも同様の理由だと思います。
①他球団から「強奪」を続けていた時代に肩身の狭い思いをしたファンのことを思えば大型補強も出来ません。
②大物外国人選手を獲得してしまっては、日本人選手の活躍を妨げてしまうので、良い競争相手レベルの外国人選手を中心に補強してしまいます。
③トレード不成立については、選手を大事に考える事だけではなく、実際に他球団で活躍出来る選手放出してまで獲得出来る選手がいなかった面も大きいと思います。
④岡崎コーチについては、個人的に以前から力不足を理由に評価していませんでしたので渡辺氏に同意します。

以上のことからGM解任と言うのは納得出来ない話ではありません。ちゃんとフロントの得意分野で巨人に貢献するチャンスはあったのですから。

『江川君の起用構想は、最近原君と会談しているとき、原君から提案されました。』

これは全く意外でした。原監督が岡崎コーチを評価していると思っていましたので。現場を離れて20年の江川氏に今さらコーチ業は難しいと思いますので、渡辺氏の助監督構想も良い話だと思っています。手続きの不備は本人も承知していますので、これは巨人ファンの一部も喜びそうです。

『今回の清武君の行動は、会社法三五五条の「取締役の忠実義務」違反に該当すると思います。しかし、記者会見の直前、彼から電話でGMの仕事はさしあたり続けさせてほしいとの要望があったので、これは了解しました。今後の対応は、本人の反省次第であり、現時点ではただちに処分を求めるつもりはありません。』

渡辺会長、法律を引き合いに出すのは止めましょう。巨人ファン、アンチの気持ちを考えれば、十分に公益通報者保護に値する内容ですからsmile
冗談はさておき、上記のように世論を気にしたのか、清武氏を評価しているのか分かりませんが、以前のように抹殺はされないようです。何よりです。後はちゃんと話し合いをして下さい。

ここでベストな解決法を。
①清武氏はGM解任、球団代表専任
②渡辺氏は会長から相談役へ
③江川助監督誕生
④岡崎氏はファームへ
⑤新GMに高田氏

これって何だか期待出来ませんかsign02

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コメント

川相さんを切ることは許されない。
岡崎は成績の責任をとって辞職すべし。
原さんの腹心なら大将を守るために腹を切ること。
はっきり言って原さんにものを言えないヘッドコーチなど笑止千万。
喧嘩できる江川が最適。

投稿: | 2011年11月13日 (日) 17時26分

世間を騒がし、日本シリーズやTPP議論に水を差した清武は、今までの功績を踏まえても万死に値する。
社会人としても最低。

投稿: | 2011年11月13日 (日) 17時28分

 日本球界史上まれに見る巨人・清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM、61)の造反劇。球界、政財界のドンで読売新聞主筆、巨人球団会長の渡辺恒雄氏(85)に立ち向かう姿に快哉を叫んだサラリーマンがいるかもしれない。しかし、この騒動にあるのは醜い社内権力闘争と私憤で、清武代表は早くも盟友の球団オーナーからはしごを外されて孤立。“自爆テロ”ともいえる行動で解任不可避との見方が強くなってきた。なぜ、清武代表はキレて、ワンマン会長に立ち向かっていったのか。

 コーチ人事に端を発した内紛を暴露し、渡辺会長の「不当な鶴の一声」を涙ながらに訴えた清武代表について、他球団の幹部はこう評した。

 「清武さんは、よく言えば信念の人。悪く言うと、反論を認めないところがあった。そして、すぐ怒鳴る。会議の場でも、『あなた、なんてことを言ってるんだ?! そんなことでいいと思っているのか』と声を荒らげることがよくあった。楽天の井上さん(智治オーナー代行)とはよくやりあっていた。プライドが高く、高圧的で、年下の人間はちょっと口をはさみにくい雰囲気だった」

 清武代表は読売新聞の敏腕記者として鳴らし、実力を評価されて、東京本社運動部長だった2004年8月、球界へ。巨人がドラフト候補に裏金を渡していた事実が発覚し、引責辞任した球団首脳の後任として球団代表兼編成本部長に就任。プロ野球界の改革に積極的に関与し、FA制度改革にも携わった。代表就任直後の04年秋、球界再編をめぐり選手会のストライキにまで発展した時には、交渉の矢面に立った。

 一方、巨人の低迷脱却のため、ベテランで成績が下降線になっていた清原和博選手とその一派を一掃。同時に資金力を生かした補強を進めながら「育成の巨人」を標榜し、07年からのリーグ3連覇と09年の日本一につなげると、その軌跡はテレビ東京で再現ドラマ化されたこともある。

 今回、清武代表は渡辺会長を痛烈に批判しているが、もともと側近ナンバーワンを自任。球界に厳然と存在する渡辺会長の後ろ盾で発言力を強めていったに過ぎず、球界では孤立した存在でもあった。

 その清武代表と渡辺会長の関係が変化してきたのは、巨人の不振が続いた今季。巨額の補強費用を供出したにも関わらず成績を挙げられない清武代表に対する渡辺会長の不信感は募っていった。

 結果的に渡辺会長は清武代表をGM職から外すことを決めた。普通なら、渡辺会長にここで刃向かうという選択肢はなかっただろうが、「巨人の代表として権力を握ったことが思いきりのよさにつながってしまったのだろう」(球界関係者)。そして、清武代表は前代未聞の会見を開くという決断に至ったのだ。

 「渡辺氏は任に堪えない」と威勢良くこぶしを振り上げたまではよかったが、清武代表は球団内部でも完全に孤立してしまっている。文部科学省での会見で、強い結びつきを示唆して一蓮托生とみられていた桃井恒和オーナー兼球団社長(64)にもはしごを外された。

 桃井オーナーと清武代表は読売新聞社会部記者時代からの付き合い。2004年8月に共に巨人のフロントに入った。桃井オーナーは清武発言を受けて急きょ会見を開き、盟友の反逆劇を痛烈に批判した。

 「個人的には、非常に残念です。専務取締役が、(代表取締役社長の)私の知らないところでああいうことをやったのは、球団コンプライアンスでいえば、とんでもない話。渡辺会長は親会社のトップ。だからヒラの取締役が(一存でオーナーを解任)、というのは違う」

 桃井オーナーは、完全に清武代表を突き放し、渡辺会長の側についた。

 球団会長という“大権力”にかみついたという事実から、世論は清武代表に味方をするかもしれない。だが、清武代表は渡辺会長に負けず劣らずのワンマンぶりで、球団を牛耳ってきただけに、球団内部には敵が少なくない。

 桃井オーナーは当面は清武代表に現職を続けさせるとしたが、一方で「処遇については、取締役会などで協議しないといけない」とし、近く処分を決める方針を示唆、解任も避けられない。

 渡辺会長の独裁ともいえる経営手腕には批判の声があるのも確かだ。ただ、球団関係者は「1年1年が勝負の現場を、サラリーマン上がりのGMが差配するのは、やはり無理があったのではないか。身の程を知るということも必要だったかも」と話している。

投稿: | 2011年11月13日 (日) 17時45分

色々とコメントありがとうございます。
①まず渡辺会長の経営手腕が問題なのではありません。数々の放言・暴言で迷惑を受けた巨人ファンにとっては消えて欲しい存在なのです。サービス業のトップがその顧客に苦痛を与えるなど他にあるでしょうか?まして名誉棄損などと法律を持ち出すなら、巨人ファンは精神的苦痛を理由に集団提訴したい気分です。
②確かに日本シリーズに被せてしまった責任はありますが、ただ報道各社とも日本シリーズを優先していますのでご安心下さい。そもそも一球団の内紛で日本シリーズが霞む様では問題ありです。
渡辺氏に対しては最低と言う言葉も軽いくらいですけど。
③川相2軍監督については全く同感です。勝ち負けもですが、今年のファームの選手起用は個人的にはなかなかのものでした。渡辺氏や原監督は若手の停滞を指摘しているようですが、藤村選手に澤村投手と二人も1軍定着すれば合格ですし、多くの若手が1軍へ足らない部分を実感出来たと思います。昨年の岡崎氏がほとんど成果無いまま昇格し疑問に思っていましたが、清武GMとの関係が本当であるなら清武GMへの評価を下げるしかありません。
話変わりますが、ファームには
先発:笠原投手・宮國投手
中継ぎ:辻内投手(個人的に応援しています)
抑え:リン投手
打者:中井選手・松本選手・河野捕手
など今年1軍ではほとんど見れなかった選手が控えていますので、来年の春キャンプを楽しみにしたいと思います。

投稿: アサミ | 2011年11月14日 (月) 03時50分

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